用語覚書1
最近知った用語の覚書。
色を入出力する機材で色を正確に安定して再現させるために調整すること。
モニタキャリブレーションなど。■色温度
表現しようとする光の色を、高熱の黒体から発せられる光の色と対応させた時のその温度のことで、単位はケルビン(K)
一般的に色が暖色系から寒色系になるにつれて温度が高くなる。
1800K → 橙
4000K → 黄色
5500K → 白
8000K → 青白い
12000K→ 空色
16000K→ 深い空色
朝日の色がオレンジ色なのは色温度が大体2000Kなのが原因で
太陽光線が白いのは色温度が5000〜6000Kだから。
しかし澄み切った高原の空からの太陽光線の場合、実際に物体を
照らす光が大気中の青色によりかなり中和されているので、光線色が白く見えるには6500K以上の色温度が必要とされる。■逆色温度
人間の視覚色認識と比例関係を持たない色温度に比例関係を持たせるために使用する、色温度の逆数のことを言う。単位はミレッド(M)や毎メガケルビン(MK^-1)を使う。
ミレッドは逆色温度の単位でもあったケルビンの逆数の100万倍。
「色温度1800K→橙」の逆色温度は「約555MK^-1→橙」■ホワイトバランス
あらゆる色温度の光源のもとで白色を正確に白く映し出すように補正をする機能のこと。主にカメラ。■物理単位
物理量をあらわすための単位。■ルクス
SIの照度の単位。SI組立単位のルーメン毎平方メートルの固有名称でもある。
1平方メートルの平面に1ルーメンの光束が照射されている時の照度を表す。■ルーメン
SIにおける光束の単位。
光束とは、ある方向に放射されたすべての光の明るさを表す心理物理量のこと。■カンデラ
SIにおける光度の単位。
光度とは、光源からある一定方向に照射された単位立体角あたりの光の明るさのこと。心理的物理量。■ステラジアン
SIにおける立体角の単位で、平面角のradに対応。■ニト
SIにおける輝度の単位である、カンデラ毎平方メートルの別名。
固有名称としてつけられたわけではない。■レイリー
SIにおける光子の単位。
1レイリーは一定の方向からの光の強さを測定したとき、1平方センチメートルの面積に1秒ごとに100万個の光子が入射する状態のこと。
※参考文献
「wikipedia:色温度」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%89%B2%E6%B8%A9%E5%BA%A6
「wikipedia:ホワイトバランス」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9
「wikipedia:光の単位」
http://ja.wikipedia.org/wiki/Category:%E5%85%89%E3%81%AE%E5%8D%98%E4%BD%8D